Pichon Longueville Baron 1978
シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン 1978

750ml
Color:Red
Rating:Ribert Parker
Rating:Wine Spectator
Rating:Revue Vin de France
Rating:Bettane et Desseauve
Rating:Burghound

ピション・ロングヴィル・バロンは、街道を挟んで“ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド”と向かい合うように建っています。畑はジロンド川に向かって真南を向き、サン・ジュリアンとポイヤックの境界に位置。すぐ近くには、格付け第一級シャトー・ラトゥールや、レオヴィル・ラス・カーズ、レオヴィル・ポワフェレといった名門シャトーが並ぶ、まさに最高の立地条件を誇ります。




もともとピション・バロンとピション・ラランドは一つのシャトーでした。その歴史は17世紀にまでさかのぼり、当時のボルドー議会長であったジャック・ドゥ・ピション・ロングヴィル氏の手によって、その名声は築かれていきました。

しかし、後継者であったバロン・ジョセフ・ドゥ・ロングヴィル氏が亡くなった際、5人の子どもたちにシャトーが分割相続され、姉妹が受け継いだのが「ピション・ラランド」、男兄弟が受け継いだのが「ピション・バロン」となりました。





2つのシャトーは、ワインのスタイルにおいても対照的な個性を持ちます。姉妹が継いだピション・ラランドは、絹のようになめらかで優雅な女性的スタイル。一方のピション・バロンは、構造のしっかりとした重厚なスタイルで、ポイヤックらしい男性的な力強さとスケール感を備えています。

ただし、そのピション・バロンも、熟成を重ねることで丸みを帯び、やがては繊細でエレガントな表情へと変化するのが大きな魅力です。





1933年にはブティエ家がこのシャトーを買収し、約半世紀にわたって所有しましたが、1987年、フランスの大手保険グループ「アクサ・ミレジム社」がシャトーを取得。

その豊富な資本力を背景に、ブドウ畑の刷新、セラーの改築、醸造施設の近代化など、あらゆる面で抜本的な改革が行われました。


その結果、現在のピション・ロングヴィル・バロンは、格付け第二級という評価をはるかに超える品質を誇り、まさに“スーパー・セカンド”として世界中の注目を集めています。

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通常価格:¥ 48,000 税抜

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